ここでは、登記申請書類を法務局へ提出する方法について見ていきます。
法務局に直接持参する方法、郵送による方法、インターネットを介してのオンライン申請による方法があります。
相続登記の登記申請書の作成についてはこちらをご覧ください。
窓口で提出する方法
組み上げた登記申請書類を法務局の窓口に直接提出する方法です。⇒法務局の管轄を調べる
各法務局には登記申請窓口が設けられていますので、そちらに提出してください。
登記受付後、受付担当から注意点や完了後についての丁寧な説明がありますので困ることはないでしょう。
郵送で提出する方法
管轄の法務局に登記申請書類を郵送する方法です。⇒法務局の管轄を調べる
法務局が遠方で持参できない、平日は仕事で法務局へ行けない、などといった場合にも登記申請書類を提出できるので便利です。
登記申請書類を郵送する際は、必ず簡易書留郵便か一般書留郵便のいずれかで送りましょう。最近では追跡が可能なレターパック(赤い方)でも問題ないようです。
オンライン申請(特例方式)による方法
「登記・供託オンライン申請システム」というオンライン申請用のソフトウェアを利用して、登記申請書類をインターネットを介して提出する方法があります。(外部リンク:登記・供託オンライン申請システム)
利用に際して事前に登録が必要です。また、登記の申請のために電子証明書を取得しておかなければならないので、多少煩雑な方法ではあります。Webの知識のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。
なお、オンライン申請による場合、添付書類も作成者が電子署名して登記申請書と一緒に送信するのが原則ですが、なかなか現実的ではありません。
そこで、添付書類のみ書面で作成して法務局に提出する方法が認められています。これをオンライン申請の特例方式といいます。
次は登記完了後の処理について見ていきましょう。
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